阪神矢野燿大監督(53)が試合後に佐藤輝明内野手(22)を二塁に起用したことについては「いやまあ『面白いんちゃうかな』というのと、可能性のあることはやっておこうかと。土のグラウンドでもあるし、1回やってどんなもんかちょっと見てみたいというのがあったんで。アイツもチャレンジすることが好きやから」と説明した。

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佐藤輝は二塁守備で3度のゴロをきっちりさばき、三ゴロ併殺で二塁ベースに入り強く正確な送球も見せた。矢野監督は「うまいところまではもちろんまだいくわけないけど、オプションの中には入れていいんじゃないかな」と、合格点は与えた。

13日の巨人戦でドラフト4位前川右京外野手(18=智弁学園)を1軍に呼び「左翼で7番くらいかな」とスタメン起用することを明かした。「実力で上げられるくらいの内容も練習も(見せている)。(2軍が)コロナでチームが止まってしまうことがなければ、もっと早く呼べたと思う。どうせならスタメンで」と、実力を評価してのチャンスだと説明した。