阪神3連戦に先発する広島床田寛樹投手(27)、玉村昇悟投手(20)の両左腕が28日、マツダスタジアムで調整した。

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オープン戦防御率1・38と安定した投球を見せた床田は、23日ウエスタン・リーグのソフトバンク戦でも6回4安打1失点で最終調整を終えた。「すごく楽しみに開幕を迎えられるんじゃないかな」。手応えを胸に、30日阪神戦に臨む。「やっぱり先頭打者が大事だと思う。立ち上がり緊張すると思うので、しっかり近本を打ち取れればリズムに乗っていけるんじゃないかなと」。昨季3勝1敗の相手にも、細心の注意を払い、チーム同様に好スタートを狙う。

31日の先発が見込まれる玉村も昨季阪神戦2勝0敗と相性がいい。9日のオープン戦でも、4回2安打無失点と好投した。「打線に切れ目がない。近本さん、大山さん、佐藤さんだったり、しっかり振ってくる打者が多い。昨年のイメージは頭に入っているので、照らし合わせながら気をつけながらやっていきたい」。今季初登板で無敗更新を狙う。