巨人が8回に逆転して今季初連敗を阻止した。広島先発の床田に7回3安打無失点と抑え込まれたが、8回1死一塁、2番手中崎から吉川尚輝内野手が右翼ポール際に値千金の逆転の1号2ランを放った。先発のメルセデスは7回1失点と粘りの投球で2勝目。9回はドラフト1位大勢が7球で締め、角三男が持つ78年の球団新人最多タイ記録となる7セーブ目をマーク。2日の阪神戦で塗り替えた、デビューからのプロ野球連続セーブ記録も7に更新した。
試合後、原辰徳監督の主な一問一答は以下の通り。
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-吉川が見事な本塁打
「ねえ! (今日の展開で)うちは得点する部分というのはもう、あのぐらいでね。よく粘って1点に抑えたというところですね」
-メルセデスが粘り強く
「本当にそうですね。結構、徳俵状態もありましたけど、本当に粘り強くね、よく投げてくれてましたね」
-得点できない中での1発は大きかった
「そうですね。しかもピンチヒッターと1番バッターで2点とったというのはね、これもやっぱり大きな、チームにとっては刺激になると思いますね」
-リリーフも8回を今村と鍬原でよくしのいだ
「本当によく粘ったと思いますよ、ええ」
-大勢が7セーブ目
「(相手が)ああやって初球からどんどん打ちに来ているというのは、やっぱりあまりいい印象を持っていないんでしょうね、ピッチャーに対してね。今日の疲れは今日のうちに取るというのが、リリーバーとして非常に重要な仕事でもあるということでね。そこは日々、新たなものと対面しながら成長していってくれればいいと思います」
-連勝が6で止まった次の試合で、きっちり仕切り直せたのは大きい
「そうですね、そうですね。ナイスゲームです」