ついに出た。西武に51イニングぶりとなるタイムリーが生まれた。

オグレディの来日1号ソロで1点リードで迎えた2回無死一、三塁。高卒4年目、プロ3度目のスタメンマスクとなった牧野翔矢捕手(20)が右前適時打を放った。スライダーを強く振り抜き、一、二塁間を破った。相手の失策も絡んで巡ってきたチャンスをものにした。

牧野はプロ初打点。チームとしての適時打は、2日ロッテ戦で山田が8回に打って以来となる。待望の一打で、リードを2点に広げた。

牧野は「二遊間が下がっていたので、そこに打てば1点入ると思いました。最低限できることをやろうと打席に入りました。いい結果になってよかったです」と話した。