中日が今季最少2安打で3度目の完封負けとなり、4月初の連敗を喫した。初対戦の巨人シューメーカーの前に完全試合ペースで7回2死からA・マルティネスの左翼線二塁打で阻止するのが精いっぱい。本拠地に今季最多の3万650人が詰めかける中、完敗。試合後の立浪和義監督(52)の一問一答は以下の通り

【ニッカン式スコア】23日の中日-巨人戦詳細スコア

-シューメーカーの投球内容は

「球がよく動いて、チェンジアップ、スライダーがバッティングカウントでもストライクが取れるのが強み。非常に制球もいい。次は対策を練らないといけない投手」

-攻めきれなかったのは

「右打者は食い込んでくる。そこを意識したときに、うまく外のスライダー、チェンジアップに外された。曲がりが大きいので、真っすぐを狙うときはある程度引っ張りにいかないといけないと、3回に指示を出したが。チャンスは1回しかなかった」

-ビシエドがブレーキ

「打てなかったが、全員打てなかった。結果はすぐ出なくても、ちょっとずつやっていこうという話は試合前にした。これから先に期待する」

-松葉は6回に捕まった

「5回までは完璧な投球でね。でも6回くらいまでいかないと、自分に勝ちがつかない。先発投手はチームの勝利もだが、自分に勝ちをつけるためにやっている。自分で克服するしかない。(6回を)意識するものがあるのかな。8番からだったので最低6回までと思ったが…。次回は少し考える」

-6回の失点はバッテリエラー(暴投)

「あの1点は非常に(大きい)。桂もそこまでいいリードはしたが。ミス出たら負ける」

-桂の初スタメン起用は

「木下もずっと出ているし、昨日もミスがあった。あまり試合に出ていない中でうまくリードをしてくれた」

-7回2死まで完全試合ペースでA・マルティネスの二塁打で止まった

「少ないチャンスをものにできれば良かったが、最後にダメ押しになる2点も取られた。明日切り替えてまた頑張ります」

-4月初めての連敗

「そら連敗もするでしょう。連勝もするでしょう。同じカードを3つ負けないように明日全力でやっていくしかないと思う」

-ミスが目立つ

「全体的に多い。(9回に)三盗許したところもそう。4点目はダメ(押し)のダメ(押し)になる。三盗は気を緩ましているのと、同じテンポで投げるので走者に計られている。遊撃、二塁も含めて、1球入れておけば走りにくい。投手が打者に集中するのは分かるが、同じにならなければ走られない。そういうこともしっかりやっていきたい」