8連敗中だった阪神2軍が、ウエスタン・リーグのオリックス戦を5安打2得点で引き分けた。

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前日22日の同戦は、4投手の継投でノーヒットノーランを食らったが、初回2死からドラフト6位新人の豊田がチーム初ヒット。3回2死満塁からは井上が右前への2点適時打を放った。連敗脱出はお預けになったが、平田2軍監督は「緊張感のある締まったゲームだった」とナインをたたえた。

○…昨秋の左肩手術から復活を期す北條が、半年ぶりに実戦復帰した。ウエスタン・リーグのオリックス戦（鳴尾浜）の7回2死から代打で出場。富山の直球を捉え左翼フェンス際まで飛ばしたが、好守に阻まれ左飛に。延長10回2死の打席では遊ゴロに倒れたが、ファウルで粘る執念をみせた。「半年ぶりに出られてよかったけど、まだまだこれからです」。平田2軍監督は「内容がいいね。根性が違う。若い選手は見習わないと。やっぱり俺が鍛えた選手や」とうなずいた。