中日京田陽太内野手(28)がプロ入り初めて公式戦で二塁でスタメン出場した。「7番二塁」で出場も、打って4打数無安打。5度の守備機会では、8回1死一、二塁で阪神高寺の二ゴロをはじく適時失策。京田は1軍での開幕から打撃不振で、打率1割5分7厘と低迷。立浪監督は守備面での貢献を期待していたが、4日DeNA戦(横浜)では4回に大和の二遊間ゴロをはじいて内野安打にするなど精彩を欠いた。

立浪監督は「打つ打たないというのは調子が悪いから我慢してやっているが、守れなかったらね。顔を見ていても全く精彩がない。2軍でやり直して来いと途中で代えました」と、試合途中で名古屋へ強制送還。5日に出場選手登録を抹消されていた。

2軍での遊撃は外野から遊撃手へ再配置転換の根尾を起用中。この日も4打数3安打で打率2割8分6厘と好調を維持する。指揮官も「(根尾は2軍で)打つ方は本当に良くなっている。やっぱりショートですから、守りがある程度、大丈夫になれば(1軍に)上げます。(京田合流後も)最初は根尾中心で(遊撃を)やらせる」と、遊撃根尾でプレーさせる意向だ。

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