ソフトバンクは今季6度目の延長戦を制し、4連勝。9回に中谷が同点2ランを放ち、11回にグラシアルが勝ち越し打を放った。試合後の藤本博史監督(58)の一問一答は以下の通り。

 

-「ホームランを打って来い」と、中谷を代打で出した

藤本監督 ありがたいですね。だってホームランしか同点ならんやん。そんななかなか抑えの投手(益田)が来て、ヒットヒットヒットが続くわけでもないしね。中谷を出したのは実際、ホームランを打ってもらいたいから出したわけやから、本当にしっかり打ってくれた。大したもんですよ。

-中谷を選択した理由は

藤本監督 右、左は関係ない打者。1軍に来てからは左投手が先発の時にスタメンという形で出ているんですけど、右を苦手にするタイプでもないし。こっち(1軍)に来た時にはすごいいい状態で来ているんで、右からもヒット1本打ってるしね。今、打撃の入りがすごくいい。去年とちょっと変えているんで、勝負するなら中谷しかないというところですね。見事応えてくれましたね。

-グラシアルも11回に4番の意地で勝ち越し打

藤本監督 タイミング合ってなかったけど、何とか追い込まれて打ってくれたのは大きかったと思います。

-打線は佐々木朗からヒットも出た

藤本監督 ヒットは出るんやけど、なかなか良い投手というのは、やっぱり真っすぐ、フォーク。フォークでも150(キロ)出るわけやから、そう簡単に連打は続かない。最初(4回)に柳町が打って、今宮がしっかり返してくれた。あそこはすごい、状態良いな。

-千賀は5回で降板した

藤本監督 (4回に)ファウルが飛んで来た時に、誰のファウルやったっけな。上林か。そのファウルが飛んで来た時にこけてね。ちょっと足がつったような状態になった。5回いく前に足が両方つっとったんです。5回で代えるという予定やったんやけど、本人は「いけるところまでいきます」と言うけど、この回(5回)頑張ってくれと言った。なかなかそういう状態では思ったピッチングができなかったのかなと。まあ全然、後々に影響あるわけじゃないですからね。

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