2日連続の「翔タイム」だ。巨人中田翔内野手(33)が、2試合連続の4号逆転満塁アーチを描いた。

2-5の7回1死二、三塁。4番岡本和が2ボールから申告敬遠をされて満塁で打席へ。カウント1-1からのスライダーを左中間席へ持って行った。本塁ベースでは両こぶしで思い切りガッツポーズ。「みんながつないでくれたので何とかしたい一心でした。最高の結果になって興奮しています」と、仲間と喜びを爆発させた。

中田は前日13日の同戦ではプロ初犠打と3号2ランで勝利に貢献。この日も会心の一撃と、再浮上を狙うチームを勇気づける、明日への架け橋をかけた。

 

▼中田が2点リードされた7回に逆転満塁本塁打。中田の満塁本塁打は今年の4月3日阪神戦以来で通算7本目。「逆転満塁」は日本ハム時代の14年7月25日楽天戦の1点差、16年6月2日ヤクルト戦の3点差に次いで3本目。1点差、2点差、3点差と、すべての点差の逆転満塁本塁打を記録したのは06年清原(オリックス)以来9人目だ。この日は4番岡本和が敬遠された後の1発。中田にとって前打者が敬遠後の満塁弾は、19年3月29日オリックス戦(1死3塁から西川、近藤が敬遠)で打ったサヨナラ満塁弾に次いで2本目になる。

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