17日オリックス戦(ほっともっと神戸)で鼻に死球が直撃した日本ハム野村佑希内野手(21)が元気な姿で球場入りした。グラウンドに登場すると、三塁付近でノックを受けていたオリックス伏見寅威捕手(31)から「大丈夫?」と声をかけられた野村は「大丈夫です」と返答した。

野村は17日の同戦の4回にオリックス先発の山岡の投球が鼻に直撃し、その場でうずくまった。三塁側ベンチからトレーナーがすぐに駆けつけ、新庄監督もベンチから飛び出して状態を確認。担架も用意されたが、野村はタオルで顔を覆いながら自力で立ち上がり、歩いて三塁側ベンチへ引き揚げた。出血もあり、そのまま交代。試合中に神戸市内の病院へ直行していた。

新庄剛志監督(50)は試合後に「鼻(の負傷)はね、たぶん出られますよ。今まででも、鼻折れて出ている選手いっぱいいたし、あとはもう本人次第。まぁ出たいって言うんじゃない」と話していた。