【注目ポイント】阪神は18、19日のヤクルト戦で2試合連続、投手の西純とガンケルが8番、9番に捕手の坂本が入った。

阪神の投手が8番に入るのは、07年5月5日広島戦のボーグルソン以来で、同年は4月14~16日にも8番投手があった。だが、その4試合とも9番は中堅の赤松で、どの球団も投手を8番に入れる場合の9番は、1番へのつなぎを意識して足の速い巧打者タイプを入れるケースが多い。DH制のある交流戦を除き、近年の球界全体を見ても、セ・リーグの捕手が9番でスタメン出場するのは極めて珍しい。

阪神では藤本定義監督時代の1964年(昭39)7月5日の大洋戦(ダブルヘッダー第2試合)で、山本哲也が入った例があるが、58年も前のことだ。その試合の8番投手は村山実だった。8番投手よりも、9番捕手の方がレアケース。阪神は20日の巨人戦も8番投手、9番捕手を継続する?

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