ロッテ佐々木朗希投手(20)の快速球に、ついに広告がついた。23日、球団は京成電鉄株式会社と共同での「160キロプロジェクト」を発表。5月27日の阪神戦以降、ZOZOマリンで佐々木朗が160キロ以上の速球を投げた場合、オリジナルビジョン演出を行うことになった。

京成電鉄が運行する空港アクセス特急「京成スカイライナー」の最高速度は、国内の在来線では最速となる時速160キロを誇る。直球の球速が160キロを超えてくる佐々木朗の完全試合達成などの活躍を機に、プロジェクトが始動する。

今後、佐々木朗がZOZOマリンで160キロを投げた場合は、場内のリボンビジョンで京成スカイライナーが駆け抜ける演出が実施される。また、5月23日現在の自己最速164キロ以上を投げた場合は、バックスクリーンのマリンビジョンで球速が表示された特別演出が実施される。

さらに、5回終了までの160キロ以上の球数と同じだけの数の来場者に、抽選で京成グループ共通優待券1万6000円分がプレゼントされる。

特定の選手の特定の球速に対して広告がつくのは、異例のこと。京成電鉄社の広報・CSR担当は「京成電鉄ではこれまでも20年以上にわたり、千葉ロッテマリーンズの試合に協賛した冠試合を開催し、地域の皆様とともに応援してまいりました。このたび160キロ超のストレートを武器に大活躍を見せている佐々木朗希投手と、在来線最速160キロを誇る京成スカイライナーがコラボすることで、相乗効果を生み出せるのではないかと考え、プロジェクトを開始しました。佐々木朗希投手や千葉ロッテマリーンズのさらなる活躍とともに、千葉県全体を盛り上げるような企画になることを願っております」とコメントした。

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