ロッテの新外国人ロベルト・オスナ投手(27)が10日、ZOZOマリンで入団会見を行った。背番号は「42」に決まった。

メキシコ出身のメジャー通算155セーブ右腕は、日本との縁を持っていた。来日は、今回で人生2度目。12歳の時に「ジャパンボーイズ」という大会にメキシコ代表として来日したという。「日本のプロ野球には本当にとても興味がありまして、いつかプレーしたいという気持ちもありましたので、かなってうれしいです。あとはもう野球だけじゃなくて、日本の文化なども知りたいと思っています」と目を輝かせた。

メジャー時代は、イチローや大谷との対戦経験もある。「彼らを通じて、日本の野球のレベルの高さ、日本の規律を重んじるところはやっぱり素晴らしいなと思いまして、日本のリーグはレベルが高いなと思ってます」と話した。持ち味を問われると「やっぱり自分の球と、あとはチャンスがあれば自分の人間性を見てもらいたい。今まで自分がやってきたこと、海外で学んできたこともファンの皆さんに見せたいと思っています」と答えた。

この日、早速ブルペンで投球を行った。井口監督は「素晴らしい球を放っていました」と高評価。中継ぎとして起用する方針を示した。まずは今週末、ファームで登板。17日からのリーグ戦再開にあわせ、1軍に合流する予定だ。

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