自慢の直球で世界に挑む! 今秋ドラフト候補の専大・菊地吏玖(りく)投手(4年=札幌大谷)が20日、大学日本代表の選考合宿最後の紅白戦で自己最速を1キロ更新する152キロをマークした。全日本大学野球連盟は、第30回ハーレム・ベースボール・ウイーク(7月8~15日・オランダ)に臨む大学日本代表24人を発表。投手9人の中に入った菊地は「(東都)2部でも日の丸を背負ってやれると見せたい。他の2部の選手にも、頑張れば背負えると思ってもらいたい」と話した。

NPB11球団のスカウトが視察に訪れる中、紅組2番手でマウンドへ。2イニングを無安打の3奪三振に抑えた。大学を代表する強打者に対し「直球で三振や、詰まらせてファウルもあったので、しっかり持ち味を出せた」と手応えあり。東都2部から、世界の頂点を目指す。