阪神がシーソーゲームを制して連敗を3でストップ。4位に浮上した。同点の8回2死満塁から代打梅野隆太郎捕手(31)が左前に決勝の2点打を放った。

5月に「完全未遂」を食らった難敵の中日大野雄大投手(33)から4点を奪った。まず2回、先発の青柳晃洋投手(28)の中前打で2点を先制した。2-2の6回は1死満塁から糸原健斗内野手(29)が左前打。2者を迎え入れた。待望の勝ち越しで天敵左腕をこの回限りで降板させた。

逃げ切りを図った青柳だが、8回に再び追いつかれ、計4失点で途中降板。惜しくも大野雄に投げ勝つことはできなかった。

青柳-大野雄のマッチアップは5月6日ナゴヤドームの再戦だった。そのとき青柳は9回まで無失点と本来なら「完封」の好投だったが、大野雄に10回2死まで1人も走者を出せない完全投球をされた。結局0-0の10回に青柳が打たれてサヨナラ負け。まれに見るハイレベルな投手戦と話題になった。

【関連記事】阪神ニュース一覧>>