関西学生が「完封リレー」で優勝した。今秋ドラフト候補で最速152キロの関学大・西隼人投手(4年=福岡大大濠)が先発。

1回から140キロ台後半の速球で押して4回無失点。コーナーを突く投球で相手を圧倒した。「チームに流れを持ってこれる投球をしようと。真っすぐの調子が良かった。しっかり抑え込む方がチームに勢いがつく。真っすぐ中心に投げ込めた」と充実の表情を浮かべた。

5回から関学大・執行大成投手(3年=県伊丹)が3イニング無失点の力投。最後を締めたのは、京大・水江日々生投手(3年=洛星)だ。走者を出しながらも、2回無失点。「久しぶりの中継ぎ。守備もうまいので、普段通り、ゴロを打たせた。いろんな選手に刺激をもらった」と話した。関西学生は「スーパーシード」を獲得し、10月29日からの明治神宮大会関西地区代表決定戦の第1代表決定戦進出を決めた。