守備を苦手としていたアダム・ウォーカー外野手(30)が、バックホームによる補殺を成功させた。日々、二人三脚で守備練習をともにしてきた巨人亀井善行外野守備兼走塁コーチ(39)の一問一答。

-ウォーカーの返球を見て

「めちゃくちゃうれしかったですね。ちょっと涙が出そうになっちゃったよ。感動したっすね」

-日々良くなってる

「良くなってますし、一進一退というか波はありますけど、彼も何とかしようと努力は見える。僕も力になりたいなと思ってるだけ。でも彼の努力ですよ」

-慣れない球場で、どんなアドバイスをしたか

「地方によってはいろんなことがあるからと。フェンスも、空も、風もあるから見え方も違う。今日だけではなく、それは基本としていつも話している」

-送球を見てどこが向上してると感じるか

「きれいな球ではないんですけど、最初を見た人は分かると思うんですよ。今の球だけ見てたら『なんだあの球』となりますけど、最初から見てる僕からしたら、やっぱり感動もんやった。これが何か、きっかけになればいいと思います」

-スローイングを教える中で何を重点的にやってきたか

「彼に合ったものを引き出そうとしている。僕は英語がしゃべれないから通訳を通して言うんだけど、その反応を見てます。これは違う、という反応は分かるんですよ。いろんな引き出しを伝えてはいる。合う、合わないはあるし、彼も一生懸命やってくれてるんでね。努力のたまものです」

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