中日は7日、小笠原慎之介投手(24)がチャリティー企画「THE PROJECT‘11’~世界に野球を届けよう~」を開催することを発表した。同投手が、野球という素晴らしいスポーツをもっと世界に広めたいという願いから立ち上げたもので、野球振興途上国の西アフリカにあるブルキナファソへ野球用具を寄贈するチャリティー企画だ。中日選手会協力のもと、使用済みの野球用具(直筆サイン入り)を日本最大級のネットオークション「ヤフオク!」で11日から4回にわたって開催。収益金(企画諸経費を除く)で、野球用具を購入し、ブルキナファソ大使館を通じてブルキナファソ野球・ソフトボール連盟に寄贈する。

【出品期間】▼第1回(7月11日~17日)▼第2回(7月18日~24日)▼第3回(7月25日~31日)▼第4回(8月1日~7日)※各回10~15点程度出品予定

◆小笠原のコメント「大好きな野球を通じた国際交流には以前から関心がありました。今回は、野球がやりたくてもなかなか難しい環境にあるブルキナファソの社会事情などを知って、現地の選手たちが日本のプロ野球選手に『なりたい』ではなく『なるんだ!』、オリンピックでメダルを『獲りたい』ではなく『獲るんだ!』と本気で取り組む姿に感銘を受け、その夢を応援したいと思いこの企画を立ち上げました。現地では、グラブやバットなど野球をプレーするために必要な用具を手に取ることが、そもそも簡単ではないことから、1人でも多くの方が、野球を親しみ、発展的に普及できるよう応援したいと思います。また、こうした活動を通じて改めて自分が今野球をできることに感謝したいと思います。皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします」