阪神新外国人のアデルリン・ロドリゲス内野手(30)が13日、チーム合流後初の屋外フリー打撃を行った。

甲子園での巨人戦の試合前練習に参加。この日、1軍に合流したマルテとキャッチボールを行った後、ティー打撃を行い、午後2時47分、フリー打撃を開始。外国人枠争いのライバルとなるロハス、マルテと同組でスイングを重ねた。

「60から70(パーセント)ぐらいかなと思います」と振り返った力感で、45スイングのうち6本の柵越え。首脳陣が見守る中、バックスクリーンや左翼スタンド中段まで運んだ。前日は雨天のため室内で打ち込みを行い、この日は甲子園でマイナー通算215発の怪力の片りんを見せつけた。

練習後には「グラウンドのことを知ることができて良かった。昨日も言いましたけど、同僚のことを一から名前も覚えていく中で、1つずついろいろなことを知っていく段階です」と冷静に話した。梅野や糸原らの打撃練習を観察する場面もあり「(バットの)芯にしっかりとずっと当てているイメージがあったので、それはすごく勉強になりました」とうなずいた。

14日までは甲子園で1軍練習に参加予定。その後は2軍に移動し、ウエスタン・リーグの中日戦(鳴尾浜)に出場する見込み。段階を踏んで虎デビューの準備を進める。