楽天のエース則本昂大投手が、マウンド上でしゃがみ込んだ。1点を先制してもらい、上がった7回のマウンド。1死二、三塁から代打谷内を空振り三振に仕留めた直後だった。

9番木村への初球は151キロの剛速球でストライク。2球目だった。150キロの直球を内角低めへ投じたが、左翼ポール際へ強烈にたたき込まれた。逆転3ランを浴びると、マウンド上でしゃがみ込み、しばらく立ち上がれなかった。

ベンチから交代を告げにマウンドを訪れた投手コーチが促し、ようやく立ち上がった。3連敗を止めるべく、強い覚悟を持って登板していた。思いが強い分、打たれたショックは大きかった。

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