楽天が、今季14度目の0封負けを喫した。

前日20日は21安打17得点で大勝。一夜明け、打線はソフトバンク先発千賀の前に沈黙。なんとかチャンスを作るも、得点を奪えなかった。1回1死一、二塁では、島内、鈴木大が凡退。6回1死一、二塁では、島内が二塁併殺打。7回1死一、三塁では炭谷が投手併殺打。要所での1本が生まれなかった。それでも得点力不足のトンネルは抜け出せてきた。石井GM兼監督は「個々でいいアプローチはしてくれているので、そこは継続してほしい。ネガティブなムードになるのは違う。いい方向になっているので、そのままやってくれればと思います」と前を向いた。

4位ロッテが勝利。3位をキープしているが、ゲーム差なしに迫られた。22日からは西武との3連戦。指揮官は「今日は今日のことを反省して、明日また向かって、違う一面を見せていければ」と前半戦最終カードへ意気込んだ。首位ソフトバンクから5位オリックスまでが3・5差の“混パ”。抜け出すきっかけをつかむ。

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