全ウは、阪神勢の勢いが止まらない。初回の遠藤の先頭打者本塁打に続き、2回は2死三塁で阪神藤田健斗捕手(20)が左翼線へ適時二塁打を放った。全イ2番手の西武赤上の146キロを捉えた。

「遠藤に先を越されたので、自分も負けないようにと、しっかり球も見えていたので、しっかり自分の打つべきボールを打てたと思います」と胸を張った。

藤田は高卒3年目で、1軍デビューはまだ。今季2軍でここまで43試合、1本塁打、6打点、打率2割6分を残している。これからの意気込みを問われ「プロでやる以上1軍で活躍することが目標でもあるので、ここで満足せずにもっと高みを目指していきたいです」と力強く答えた。

【関連記事】阪神ニュース一覧