西武は勝てば4年ぶりの首位ターンだったが、今季最多の9失点で完敗を喫した。

先発平井が4回1/3を10安打6失点(自責5)と試合を作れず。リリーフ陣も追加点を奪われ、流れをつかめなかった。辻監督は「1点、2点で抑えてくれればよかったんだけどね。いつも通りだったら、耐えて攻撃に結び付ける試合運びができたと思うのだけど」と悔やんだ。

チーム防御率2・51の投手力で、首位ソフトバンクとゲーム差0・5の2位ターン。前半戦の締めこそ9失点と乱れたが、勝負の夏へ、青写真以上の位置に付けた。昨季は42年ぶりの最下位という屈辱にまみれた。「前半戦が終わったと言っても、残りは約50試合。勝つために、1試合1試合を大事に戦っていこう」。指揮官は試合後、ベンチ裏で選手、スタッフを集め、そう呼びかけた。

▽西武平井(3、5回に連打を浴び、5敗目)「勝負どころでの投げミスが多かった。それが全て。テンポが悪くなってしまい、修正ができなかった。いったん、冷静になることができれば、また違ったかな」

▽西武外崎(3回に6号2ラン)「感触はめっちゃ良かったです。(夏限定のカーキ色)ユニホームは気に入っているので、ファンの皆さんと一緒に着ることができてうれしいです」

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