全セの阪神湯浅京己投手(23)が初出場の球宴で無失点デビューした。7回に登板し、2死一、二塁のピンチを招いたが、全パの4番西武山川に力勝負を挑んで遊ゴロに打ち取った。魂のこもったオール直球の14球。今季台頭した虎のセットアッパーが、夢の舞台でさらなる飛躍の足がかりをつかんだ。
湯浅の一問一答は以下の通り。
-初めての球宴舞台
湯浅 めちゃくちゃ緊張しましたし、力みもありましたけど、とりあえずゼロで抑えることができてよかったです。
-どんな意識で
湯浅 自分のボールを投げたいと思っていたんですけど、やっぱり力みが強く出てしまって。自分の思ったようなボールが投げられなかったなあと、今も反省しています。
-最速154キロ
湯浅 球速は特に意識してない。シーズン中でも出ている数字ですし、もっとシーズン中に出していなかった数字を出せるんだったら出したかったっていうのをあっての力みだったんですけど。なかなかうまくいかなかったですね。
-後半戦に向けて
湯浅 チームの勝ちに貢献できるピッチングをすることが一番だと思っている。毎日しっかり準備していきたいですし。ヤクルトを大逆転できるように頑張っていきたい。