<阪神7-3ヤクルト>◇30日◇甲子園

阪神佐藤輝明内野手(23)が16号ソロを放った。これが今季の100安打目。中野拓夢内野手(26)に続いての大台到達で、同一球団の2選手が1年目から2年連続100安打超えするのは、阪神では73年ぶり2度目の快挙だ。阪神は5連勝で首位ヤクルトとのゲーム差を「9」とした。

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2年目の佐藤輝は新たな相棒「スイカ」をグラウンドに持ち込んでいる。練習前、片手に収まるくらいの大きさで黄緑と黒色のスイカ模様のボールを手に取り、腰やお尻に何かを当ててストレッチしている。「あれは、振動するようになっていて、それを体に当てて筋肉をほぐすっていうのがスイカの正体です」。

やれることは何でもやる。連戦で疲労がたまる中でも最高のパフォーマンスを発揮するために、トレーナーの意見も取り入れて今年から使い始めた。そんな貪欲な姿勢が2年連続100安打に到達したひとつの理由だと感じている。【阪神担当=三宅ひとみ】

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