DeNA三浦大輔監督(48)が21日、「中学生・高校生向け 職業体験プログラム~広報編~」の一環で、高校生から約30分間取材を受けた。

ファン目線、学生目線など、多岐にわたるストレートな質問に差し込まれる場面もみられたが、高校生が自ら考えた質問に丁寧に返答した。

三浦監督は「鋭い質問がたくさんあったなと。本当に勉強してきて、いろいろ考えて質問してくれてるなと思いましたし、ベイスターズ愛を感じました」と笑顔で話した。

◆三浦監督への主な質問は以下の通り

(1)ベイスターズが、他の球団にこれだけは負けないことは?

「選手の明るさ、ベンチでの雰囲気はテレビ越しにも伝わってると思うんですけど、ベンチだけじゃなく、ロッカーでも明るさっていうのは負けないぞ、と思いますし、選手だけじゃなく、裏方さん、本当にみんなでね、しっかりコミュニケーションを取れてると思います」

(2)最近の神ってる采配、(17日巨人戦の)楠本選手のセーフティースクイズだったり、(20日広島戦の)伊藤選手の代打だったり、ああいうのはフィーリングで決めているのか、それともデータなどを見ているのか?

「鋭い質問ですね。記者の方が聞きたいくらいの質問ですけど(笑い)。もちろん、フィーリングというか、直感を信じて、決断するときもありますし、あとはコーチ陣の方にアドバイスをしていただいたりとか、状態のいい選手はこの選手とか、この場面ならこの選手とアドバイスをしていただくこともありますし、案を出していただいて、監督として、こっちでいきます、こっちでいきましょうと決断をします」

(3)(ブルージェイズ傘下でプレーする)筒香嘉智選手がもし、来年日本球界に復帰したら、ベイスターズは獲得しますか?

「球団として、代表のコメントにあった通り、メジャーに行く時に、もし戻ってきて、日本でやる時があれば、まずベイスターズにっていう、球団としてもそういう姿勢を出してますからね。そういうふうになってくると思うんですけど、筒香本人がね、夢を追いかけて、今もね、一生懸命戦ってるところですから、その挑戦を見守って、応援し続けたいと思います」

(4)勝利した後のインタビュー中、三浦監督の後ろがにぎやかだが、どう思っているのか?

「うれしいですよ。うれしいですし、うるさいなぁと思いながらも、いい光景だなと。本当に選手の盛り上がり、うれしさっていうのがあそこのインタビューで伝わってると思っていますし、にぎやかな声を聞きながら、うれしく思いながら、インタビューに答えるようにしています」

(5)ベイスターズが勝った時に「横浜優勝」がSNSのトレンドに入るが、監督、選手はどう思っているのか?

「優勝を目指して戦っていますし、そういうキーワードを実現できるようにと思って、そういう言葉がね、どんどんどんどん、世の中に広まっていけるように。そして、現実として、横浜優勝できるように、心を1つに、キーワードとして挙がるのは非常にうれしいと思っていますし、もっともっと広めていきたいです」

(6)三浦監督が甲子園で注目する選手は?

「高校生でも150キロ投げる選手もいますし、この間の(高松商の)浅野君のバックスクリーンのホームランもセンターライナーかと思った打球がバックスクリーンだもんね。今の高校生の体つきを見ても一昔前の高校生とは違いますし、ウエートトレーニングしたり、筋肉質になって、ユニホームの上からでも分かる選手もいますし、本当に高校野球も進化してるなと思います」

 

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