西武ディートリック・エンス投手(31)が、得意のホームで快投を披露した。初回から3者凡退。2点の援護を受けた直後、2回先頭のオリックス頓宮にソロ弾を浴びたが、3回以降はゼロ行進を続けた。5回、6回も3者凡退に抑えた。「できるだけ効率良く球数を少なく1人1人のバッターを打ち取っていくところが自分のピッチングスタイル」。6回3安打1失点、球数は87球の内容につなげた。

本拠地・ベルーナドームでは無類の強さを発揮してきた。試合前までビジターでは1勝5敗、防御率3・94も、ホームになると6勝1敗、防御率1・70で6月から4連勝中だった。これまで1試合に3失点以上許したことがなく、この試合でも例外ではなかった。「チームの一員になって試合に出られるという日が1週間で1日だけ。試合で投げるということ自体がまずはうれしいこと」と気持ちを高ぶらせてホームのマウンドに上がっていた。

今カード2連敗して迎えた3戦目。初戦に山本、2戦目に宮城と昨季2人で11敗喫した天敵に屈した。それでも辻監督は「最後終わった時に何位にいるかが問題だから。強がりじゃないけど。みんなで頑張ってこの位置にいるわけだから」と意に介さず、30試合切った終盤戦に目を向けていた。

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