セガサミーが接戦を制し、2大会連続6度目の社会人日本選手権(10月末開幕、京セラ)の出場を決めた。西田真二監督(62)は「緊張した場面で勝ちきるというのが、予選ですけれども、地力がついてきたということではないでしょうか」と喜んだ。

先発の館和弥投手(23=城西国際大)が、安定した投球で6回を被安打4の1失点と流れをつくった。

2番手は、今秋ドラフト候補の草海(くさがい)光貴投手(24=上田西)。コンディション不良から復帰し、1イニングを被安打2の1失点。「先頭打者に打たれて出塁されて、連打を許して失点してしまった。日本選手権までに、球数を増やしていい投球ができるように改善していきたい」と話した。

1-1で迎えた5回無死一、二塁で4番の根岸晃太郎内野手(28=日大)がフェンス直撃の適時二塁打を放ち、勝ち越した。大会前に大学の後輩、中日京田からアドバイスをもらって打撃が向上したという。2大会連続の日本選手権へ「いい形で打席に入れている。必死にチームに貢献したいです」と話した。