ソフトバンクは柳田悠岐外野手(33)の3ランなどで先勝。ファーストS突破へ王手をかけた。藤本博史監督(58)の、試合後の一問一答は以下の通り。

 

-3回にいい形で先制

藤本監督「打つ方のキーマンは柳田と言ってたので、あそこでしっかり3ランを打ってくれたのが大きかったですね」

-不調だった周東が2安打

藤本監督「シーズン終盤ちょっと調子を落としていた。5日間の練習でしっかりライナーを打つ意識してやった結果が出た。良かったと思います」

-千賀が力投

藤本監督「守備の方で足は引っ張られましたけど、しっかり要所要所を締めてくれたと思います」

-ポストシーズン初采配だった

藤本監督「試合前から全員で行こうということはあったんですけどね。千賀の球の力もまだ落ちていなかった。甲斐とも話して、8回まで行こうと決めていました」

-柳田はシーズン終盤から活躍が続く

藤本監督「レギュラーシーズン最後の2つから続けて、3試合連発ですか。いいところでしっかり打ってくれてるので。特にね、先取点取るということをまず目標にしているので。周東のダメ押しのタイムリーも大きかったし、三森は先取点ですからね。いいところでヒットが出たかなというところですね」

-相手の走塁ミスもあった

藤本監督「いろいろプレッシャーがある中で、こっちもミスが出ているし。どっちのチームもそういうプレッシャーがあるのかなと思いますね」

-チームの雰囲気は

藤本監督「変わりなく、ベンチもすごく声が出ているし、特に控えの若い選手が1回から9回まですごく声を出してくれてたと思います」

-千賀の替え時は迷わず

藤本監督「第2ステージに行った場合は中5日でいくと思いますからね。そういう意味では100球でやめたいところだったんですけど、まず今日勝たないといけないところだったんでね。千賀と話したらいかせてくださいと言うことで」

-山川は最初の2打席で抑えた

藤本監督「山川には攻めてね、それこそ四球OKという形で。なかなか難しいんですよね。何点差とか、先頭打者とかあるからですね。そういうところは難しいですよね。歩かせるわけにいかないし。そういうときは攻めてくれということですよね。そこで打たれたらしょうがない」

-8回のピンチでは申告敬遠

藤本監督「次の打者を考えたら、山川の1発の方が可能性は高いんじゃないかと。山川対千賀、栗山対千賀というところですね。栗山にも打たれてますけど、大きいのは山川に比べたらね。山川の1発だけは避けようということでやりました」

-8回の守備の後、甲斐と話していた

藤本監督「一、三塁の場面でね、千賀が打者に集中したというところなんですけど、足を大きく上げて、ランナー山川というところでね。やっぱり同点のランナーになるから。そこは打者に専念するんだけど、大きく振りかぶっていったら、間を抜けたら同点になる。それをもう1回話ししましょうということで。甲斐には、千賀に言うといてくれと。ああいう野球はないよ、ということですね。昔、外国人が0点で抑えたらええんやろという、ファルケンボーグとかそういうことがあったけど、最終的には直されたからね。千賀は日本でやっているわけやから。打者を100%抑える気持ちがあってもね。一塁の山川は同点のランナーなんだから。万が一、抜けたら同点になってしまう。そこだけは注意しよう。抜けても三塁で止められるようなね。だからあの、大きく振りかぶるのはないよということですね。でもよく投げてくれましたよ」

-突破へ王手

藤本監督「とりあえず、明日も全員で頑張りましょう」

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