仙台大がタイブレークの末に東北福祉大を2-1で下し、秋季リーグ2連覇を決めた。

仙台大はタイブレークに突入した10回。1死二、三塁から4番井伊大稀内野手(4年=尽誠学園)の内野ゴロの間に1点を奪った。1点リードで迎えたその裏を、2番手で登板した長久保滉成投手(4年=弘前学院聖愛)が、1回を無失点に抑える好投で秋季リーグ2連覇を達成した。

先発したサイド右腕、川和田悠太投手(3年=八千代松陰)は、9回138球の力投で4安打1失点。初回から140キロ台の直球にキレのある変化球を織り交ぜ、内外角のコースを丁寧に突き、6回までノーヒット投球。味方のバックを信じ、打たせて取りながら優勝がかかった大一番で堂々の快投劇を演じた。

明治神宮大会(11月18日開幕)出場権を懸けた東北地区大学代表決定戦(29日開幕、仙台市民球場)には両チームが出場する。