今季まで5年間にわたりロッテ監督を務めた井口資仁氏(47)が、NHK-BSでゲスト解説を行った。

2日のシーズン最終戦の試合後、ファンの前で電撃的に辞任を表明した。この日は黒いスーツに紫色のネクタイ姿で放送席へ。中継の冒頭では「できればこの場に、グラウンドにいたかったと思っています」と3年連続でのCS進出を逃したことを悔やみながら「26年間ユニホーム着させていただいて、選手としても監督としても、本当にファンの皆様に支えていただいたなと思っております」と感謝を口にした。

実況アナウンサーから第3戦のキーマンを問われるとソフトバンク三森を挙げた。「積極的にいきながらも追い込まれると非常に粘り強い打撃をしてくれますし、柳田選手とデスパイネにどうやってつないでいくかがキーポイントになるんじゃないかなと思います。彼が出ることによって2番の周東選手も生きてくると思います」と分析した。

すると初回、見立て通りに1番三森がカウント0-2から右中間二塁打で出塁し、その後先制のホームイン。予言的中の井口氏は「追い込まれてからこういうしつこさがある選手なので、非常に相手としてはイヤだったですね」とシーズンを振り返っていた。

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