身長184センチの最速150キロ左腕、トヨタ自動車・長谷部銀次投手(24=慶大)は広島が6位指名し、交渉権を獲得した。

中京大中京2年時に夏の甲子園出場。慶大では故障もあって登板は少なかったが、自身の強みについて「どんな場面でもひるまずに攻めていけるところ」と力を込めた。

トヨタ自動車での背番号は14で、その前には現広島の栗林がつけていた。昨年37セーブで新人王、今季も31セーブの守護神について「背番号14を(自分の)前につけていて意識していた。1年目から勝ちに貢献する姿を見て尊敬していました」と語った。

母方の祖先には「解体新書」で知られる江戸時代の蘭学(らんがく)者、杉田玄白がおり、この日はご先祖さまの誕生日だった。「良い報告ができるなと思っています。不思議なご縁がある」と笑顔を見せた。

愛知県・岡崎市出身、184センチ、85キロ。左投げ左打ち。

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