取られたら取り返す。ヤクルト青木宣親外野手(40)が勝ち越しの二塁打を放った。

5回にオリックスに逆転を許し、1点ビハインドで迎えた6回。まずは長岡秀樹内野手(21)が近藤から右前適時打を放ち「本当にチームに迷惑を掛けているので、何とかしたかった。気持ちで押し込みました」と同点に追い付いた。

塩見が内野安打でつなぐと、ベテラン青木は2死一、二塁で打席へ。カウント1-1からフォークを右翼線へ引っ張り、この日3安打目となる適時二塁打とした。「甘くきたところは全部打ちにいくという気持ちで打席に入りました。いいところを抜けてくれてよかったです」。再びリードを奪い、力強くガッツポーズを見せた。

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