ロッテ佐藤都志也捕手(24)がフェニックスリーグ5号を放った。

9回の第5打席、ソフトバンクの左腕三浦の甘い球を捉え、高々とバックスクリーンへ放り込んだ。第1打席から第4打席は全て外野フライで、深い当たりも2本。プロ3年目の今季、シーズンで8本塁打を放った強打者は、若手主体の試合では打撃で格の違いを見せつけている。

フェニックスリーグでは捕手以外のポジションで起用され、この日も三塁手としてフル出場。強打を生かすべく可能性を広げている。初回には山本大斗外野手(20)もリーグ4号を放っていた。佐藤都は試合後に「大斗が打つと打つんですよ。追いつかれないように」と笑顔を浮かべた。

また、この日は佐藤都と同期入団の福田光輝内野手(24)もソフトバンク・ロドリゲスから左中間の深いところに本塁打を放ち、吉井新監督にアピールした。【金子真仁】