オリックス能見篤史兼任投手コーチ(43)が退団することが分かった。

日本シリーズ終了で現役引退。コーチング能力を高く評価する球団は専任コーチの要請をしていたが、本人は外部から野球を勉強したい意向が強く、1度ユニホームを脱ぐことになった。

9月30日の引退試合を終えてからも戦力として準備を続けた。その間も投手陣に積極的にアドバイスを送り、短期決戦のケアにもあたった。最後まで仕事をまっとうした。

16年在籍した阪神ではエースとして活躍。21年にオリックスに移り、左の中継ぎ、コーチとして2連覇に貢献した。日本シリーズでもベンチ入りしたが出番はなかった。18年間の現役生活を初の日本一で締めくくり、グラウンドを離れることになった。

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