1点差の9回を締めたオリックスのジェイコブ・ワゲスパック投手(28)が、歓喜のグラブ投げを決めた。

2死から塩見を空振り三振に仕留めると、左手のグラブを高々と放り投げた。「子どもの頃から1回やってみたかった夢なので、かなえてやろうと思ってね」。シリーズは5試合無失点で3セーブ。「1年目で最高の栄冠を手にすることができるのは、ほんとにクレージーだよ」。鉄壁リリーフ「USJ」の「J」が日本一を導いた。

【オリックス】26年ぶり日本一!窮地から一気4連勝、腹くくった「ナカジマジック」の真骨頂