広島は20日、日南秋季キャンプ第3クール3日目を終えた。

今キャンプ最後の実戦となる紅白戦が行われた。新井貴浩監督(45)は前回登板に続き、好投の左腕森翔平投手の来春キャンプ参加を明言。3試合で計3得点の野手陣には「気にしていないです」と振り返った。新井監督の一問一答は以下の通り。

 

-森投手が前回に続いて好投

「いいですね。内容もいいですしね。(実戦)2回ともいいものを見せてくれましたね。楽しみです」

-結果ではないと言われているが、この内容ならば来春キャンプは1軍確定か

「そうなりますよね。やっぱり」

-来季の開幕ローテ入りも期待される

「いいものを見せてくれたんで、本人もそう思ってこのオフも取り組んでくれると思いますし、僕も期待していますよね。はい」

-新球フォークは

「いいですね。いい落ち方をしていますよね。打者からすると真っすぐに見えていると思います。手元まで真っすぐに見えて、グッと落ちるので、なかなかね。あのフォークは真っすぐと区別がつきづらいんじゃないですか? 後ろから球道を見ていてもそうですし、打者の反応を見ても区別がなかなかつきづらいだろうなという感じだったので、彼が取り組んでいる、いいものが出せているんじゃないですか」

-紅白戦3試合では安打が出ていない

「いや、全く思っていない。どのような反応をしているか、どのようなスイングをしているか、どのようなタイミングなのかというのを見ているので。ヒットが出ていない、点数がなかなか入っていないっていうのは気にしていないです」

-3試合の打順は打撃コーチに任せている

「いや、選手で決めていると思う。(意図は?)面白いやん。あーそうなんだ、その打順なんだ、選手同士でやったら。とかね。(監督の発案?)いやいや、藤井ヘッドが決めたんだと思います」

-試合後のミーティングでは監督は何も言われない。その意図は

「意図というか、自分が言うまでもなく全部言ってくれているんで。自分も(コーチの話を)聞いているので。打つ方だけじゃなしに守る方、走塁の方も、気づいたことはたくさんあるんだけど、ミーティングでコーチ陣がしゃべっていて、自分が言おうかなということを言ってくれるんで、しゃべる必要がない。そういう感じ」

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