<オリックス2-6日本ハム>◇2017年9月26日◇京セラドーム大阪

宮西尚生がパ・リーグ初となる新人から10年連続50試合登板を成し遂げた。

8回に4番手で登板し無失点。08年から1歩1歩、歩みを進め節目に到達した。「まさか自分ができるとは思わなかった。10年間、チームのために抑えられたらいいなと思ってやってきた」。この日もきっちりと役割を果たした。

初登板は08年3月25日の西武戦だった。1試合1試合経験を重ね、12年にはシーズン自己最多の66試合に登板し、リーグ優勝に貢献。通算3度の最優秀中継ぎ投手にも輝いている。

昨年までの14年連続50試合登板はパ・リーグ記録になっている。今年5月21日の西武戦では800試合登板を達成。通算ホールド(380)と、ホールドポイント(416)の日本最多記録を持つ鉄腕は9月上旬に3度目の左肘手術に踏み切った。プロ16年目の来季へ向かう。