ベストナインに選ばれた、阪神青柳晃洋投手(28)、中野拓夢内野手(26)、近本光司外野手(27)、特別新人賞と優秀中継ぎ投手賞に選ばれた阪神湯浅京己投手(22)が表彰式に出席した。

青柳は最多勝、最高勝率、最優秀防御率の投手3冠に加えてベストナインにも選出された。今季チームを引っ張った右腕は「いい時ばかりではなかったですけど、チームのみんなのおかげで勝ちがついたり、捕手のおかげで防御率が良かったりとかあった。パフォーマンスとしては良くも悪くも1年間通していい成績が出せてよかった」と喜んだ。

中野は初のベストナイン受賞。「個人としてはあまり納得のいく数字ではなかったんですけど、最終的にこういう賞を受賞できたことはうれしく思う」と2年目のシーズンを振り返った。来季に向けては「監督も新しくなってチームの雰囲気であったりチームの色も変わると思う。それにしっかりと対応していきながら、来年アレできるように頑張りたい」と宣言した。

近本は2年連続のベストナイン受賞と2年ぶり3度目の盗塁王に輝いた。「今年も盗塁王を取れて本当に光栄。納得できた盗塁がたくさんあった。来年は首位打者と最多安打にも(タイトル争いを)参加できるように頑張りたい」と誓った。

今季中継ぎとしてフル稼働し、45ホールドポイントとブレークした湯浅。最優秀中継ぎとして初タイトルを獲得し、「初めて1軍で1年間シーズンを過ごすことができて、タイトルも取ることができて素直にうれしい。来年は今年以上にチームに貢献できるようにしっかり準備していきたい」と笑顔だった。