チーム屈指の飛距離を誇るロッテ岡大海外野手(31)が来季、さらに飛ばすかもしれない。

28日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、その後の会見で20日のファン感謝デーの真相を明かした。ホームラン競争に臨む前にひと言。「村上選手と同じ型のバットを用意しました」。今季56本塁打のヤクルト村上の名前を挙げ、自らハードルを上げに上げた。

サク越えは3本で、最後は小島の低めに空振りを喫したものの「感覚的にはよかったなっていうのはあります」と村上型への手ごたえを口にした。

実は現在、来季へ向けてのいろいろなバットを試している最中。その中に村上型があったという。「いま僕自身は先端をくりぬいていないんですが、村上選手はくりぬいている」と話し、自身と同じ880グラム仕様まで削ってもらったことを明かした。

今季は6本塁打にとどまったが、試合前練習では京セラドーム大阪やペイペイドームの最上段近くまで平気で放り込んでいく飛距離の持ち主。村上型の採用については「選択肢の1つとしてまだ考えていて、はい」とほのめかしていた。【金子真仁】

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