阪神の浜地真澄投手(24)が30日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉し2500万円アップの3200万円でサインした。名字の浜地と魚のハマチを引っかけ、ハマチから出世したブリ1匹1万円なら何本買えるかという問いに「3000本は買えます」と笑顔で答えた。

プロ6年目の右腕は今季、中継ぎとしてブレーク。自己最多の52試合に登板し、47回1/3を投げ、防御率1・14。1勝3敗21ホールドをマークした。「こうなりたいとは思っていたが、ここまでできるとは想像できていなかった。ずっと1年間、危機感があったし、慢心することなくやれたのがよかった」と振り返った。「今季は本当に投げるたびに、名前がコールされる時に歓声が大きくなっていったのはすごく感じた。来季はもっと大きくできたら。来季、アレ(=優勝)に貢献できるように、その中心にいられるように頑張りたい」。来季は勝利の方程式の一角として、さらなる飛躍が期待される。

(金額は推定)

【関連記事】阪神ニュース一覧