オリックス福良淳一GM(62)が8日、大阪市内で報道陣の取材に対応し、吉田正尚外野手(29)とレッドソックスの契約合意に言及した。本人から電話連絡があり「がんばってくれな、という話をしました。正尚の夢もあったし、後押ししてやろうかというのはあったからね。活躍できるとこっちも思っているし、正尚の力からしたらというのもあったから」とエールを送った。

年俸などの総額は9000万ドル(約126億円)とみられる大型契約。「すごい契約ですね、あれ(報道)、見る限りでは。すごい契約を勝ち取ったから、それだけやっぱり向こうも認めとるっていうことやから。痛いけどね、チームにとったら。そこは相当なマイナスだけど、正尚選手の夢でもあるし、そこを尊重して認めたということやから、とりあえず今日、決まってよかったかなというところですけどね」。主砲の流出は来季の戦力ダウンになるが、FAで西武から森友哉捕手を獲得。日本ハムからFA宣言した近藤健介外野手(29)の獲得も目指している。

【関連記事】オリックスニュース一覧