ヤクルト塩見が都内の球団事務所で契約を更改し、4100万円増の8600万円で合意した。今季は130試合で打率2割7分6厘、54打点。16本塁打と24盗塁はキャリアハイだった。「すごく評価してもらった。またこの金額に見合う活躍をしたい」と話した。

だが悔いが残る。日本シリーズ第7戦で左中間への打球を後逸し、走者一掃。シリーズ連覇を逃し「迷惑を掛けた。鍛え直して、1回りも2回りも大きくなって来年を迎えたい」。1月は師事していた青木から独立して、社会人野球のENEOSで自主トレ予定。来季からシーズン中もトレーニングや走り込みを取り入れ、後半に成績が落ちないよう体力強化に励む。

来春WBCには同じ外野手のカブス鈴木誠也が参加を表明した。サッカーW杯では日本代表の酒井似で話題になった塩見は「出たい気持ちはあります。もし僕がWBCに出たら(酒井が)応援してくださるもんだと思ってます」と、選出と応援返し? を期待した。(金額は推定)

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