西武高橋光成投手(25)が将来的なメジャー移籍を目指す意向を表明した。

20日、埼玉・所沢市内の球団事務所で7000万円アップの1億8000万円プラス出来高払いで契約を更改した。

代理人も同席した会見。メジャーへの興味を問われた。「今年は自分の夢というか、メジャー、海外でプレーしたいと強く伝えました。自分の意思は伝えられました」と語った。早ければ、来年にもポスティングシステムで目指す意向。かねて強い憧れを持っており、この日もあらためて直訴した。

2年連続の開幕投手を務めた今季は自己最多の12勝(8敗)で防御率2・20。ローテーションから1度も離脱せず、安定した成績をマークした。しっかりエースの役割を果たした。

その上で「来シーズン、優勝できるように投手陣を引っ張っていき、絶対優勝するという気持ちを持ってやりたい」と語った。(金額は推定)

 

◆ポスティングシステム 海外FA権取得前に大リーグへ移籍できる制度。日本野球機構(NPB)を通じて大リーグ機構(MLB)に契約可能選手として通知される。現在は入札による独占交渉ではなく、譲渡金支払い意思のある全球団と交渉できる。日本球団への譲渡金は、選手の契約内容に応じて決まる。交渉不成立で残留するケースもある。

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