キューバ野球連盟は20日(日本時間21日)、中日を退団したアリエル・マルティネス捕手(26)が日本ハムと契約すると発表した。公式ツイッターで「12月21日午前10時(同22日午前0時)に、ラティーノアメリカーノ・スタジアムで、アリエル・マルティネスが日本ハムとの契約書にサインする」と公表した。

A・マルティネスは18年に育成選手として中日に入団し、20年に支配下へ昇格。今季は自己最多の82試合で打率2割7分6厘、キャリアハイの8本塁打、24打点を記録したが、捕手での出場は1度もなく、主に外野での起用だった。

正捕手不在の日本ハムでは、FAでオリックスから獲得した伏見に続き、2人目の捕手補強。今季、右の大砲候補として獲得したメジャー通算56本塁打のヌニエスが、63試合で4本塁打12打点、打率1割7分4厘と、不発に終わっており、球団幹部が「支配下で野手1人は取りたい」と、助っ人獲得を明言していた。

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