ロッテの新入団選手9人が8日、さいたま市のマリーンズ寮に入寮した。10日からロッテ浦和球場で新人合同自主トレが始まる。

ドラフト2位の友杉篤輝内野手(22=天理大)は「心待ちにしていた日なので、やるぞという気持ち」と胸躍らせた。手には中央に似顔絵が描かれた寄せ書き。「幼稚園からの幼なじみがユニホームを着た自分を書いてくれて、幼稚園の先生からもコメントを書いてもらった色紙をくれた。そういう人たちに熱いプレーを見せられるように」。部屋に飾り、故郷で応援してくれている友人や恩師の期待に報いる決意だ。

大学時代は2度のリーグ首位打者に輝き、4年春にMVPを受賞するなど、攻守のスピード感が最大のアピールポイントだ。「練習量はバットを振る数だったり、自分で数を増やすことをテーマにしてきたつもり。1日しっかりやりきって終わるように」。新人合同自主トレに向け、「開幕1軍という目標を掲げているので、1年目から1軍の戦力になれるように頑張っていきたい」と意気込んだ。【鎌田直秀】

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