NPBの新人選手研修会が12日、オンラインで開催され、ロッテのドラフト1位ルーキー菊地吏玖投手(22=専大)は「より一層、襟を正して自分を律して行動しないといけないと思いました」と気を引き締め直した。

中日、阪神、大リーグなどで活躍した福留孝介氏の講義にも感銘を受けた。「プロはまわりに合わせるのではなく、自分でどうやっていくか。悪い時にどうするかが大事になると思いました」。福留氏がケガや体調不良時に、それに強くなる術を得てプレーを継続してきた経験談を伝えられ、「痛いとか体調が悪いと言ってしまえば、その居場所がなくなってしまうのがプロ野球。そういう見極めも大事になってくると思った」と学んだ。

10日から始まったチームの新人合同自主トレは、13日に初めての休日を迎える。「これだけしっかり動いたのは久しぶり。休みつつ、生活に足りないものを買いにいったりだとか、1人部屋なので部屋を存分に味わおうかなと思います」。リラックスした1日を活力につなげるつもりだ。【鎌田直秀】

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