「赤星塾」開講! 阪神OBの赤星憲広氏(46)が4日、臨時コーチとして沖縄・宜野座の1軍キャンプで直接指導を行った。12年の春季キャンプ以来、11年ぶりとなる虎の臨時コーチの初日。岡田彰布監督(65)の第一次政権で05年リーグ制覇に貢献したレッドスターが「<1>オーバーラン」「<2>内野安打打法」「<3>足からの帰塁」と、走塁の極意3箇条を伝授した。

以下は岡田監督の一問一答。

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-最後は1時間にわたって帰塁練習。赤星臨時コーチはどんなことを

「そんなん言われへんけど。金を払ってやっているから(笑い)。(聞くなら)金もらわなあかんからのう。そういうことや」

-頭ではなくて足から一塁へ戻るということを繰り返していた

「俺もまあ、見とって。結局、赤星なんて(あまり)頭から帰ったことないやんか。俺も手で帰らせて、(03年に)浜中が脱臼したし。もう危ないわな」

-個別では走れる5人を指導

「オレはメンバーは4人でええなあと思ってたけど、熊谷は右やからな。そんな走り打ちできひんから。小幡、勝手に入ってきよったなあ。足速いと思とんかなあ、自分なりに(笑い)」

-ジェフ・ウィリアム駐米スカウトが来た。ノイジーらとよく話をしていた

「ウィリアムス、バッティング分からへんやん。そんな」

-ノイジーの打撃を見ていたが、最後は本塁打締め。パワーのあるところも

「ラストと思ったから引っ張ったんやろ。おーん。そら、ノイジーは考えてバッティングしとるよ。ミエちゃんはバンバン振っとるわ。ゲームで当たらなあかんで」

-明日はファームに

「おお。昼から。赤星にもファームの方にも行ってくれと言うたから、一緒に。どんなんかグラウンドも知らんし、俺、(うるまキャンプを)見てないしな」