中日小笠原慎之介投手(25)が侍ジャパンに平常心で挑む。1日、バンテリンドームでの全体練習に参加。3日の壮行試合で先発が予定される左腕は「トップレベルの選手相手に投げられることはめったにないこと。しっかり味わって自分のスタイルで投げたい」と過剰な意識は捨て、小笠原流で臨む意向を示した。

一方でチームとしてまだ未確定の開幕投手への意欲は維持している。「やることをやって、万全ですという状態を見せるだけです」。球数関係なく、5イニングを予定。2度目の大役を世界一に挑む侍封じで決めることができれば最高の形となる。