阪神が10安打11得点でDeNAに打ち勝った。

7回にはドラフト1位森下翔太外野手(22=中大)が左翼へオープン戦2号となる2ランをたたき込んだ。

岡田彰布監督(65)は、先発のベテラン西勇輝投手(32)に対して「コントロールがよすぎるから(相手が)絞りやすい。いろんなとこを投げた方が」と直接アドバイスしたことを明かした。一問一答は以下の通り。

-森下の1発は追い込まれてから変化球をうまくさばいた

「そうやなあ。まあ、な。だいぶ慣れたというかな、そういう感じするな」

-監督は「タイミングを早くとるように」とアドバイスしていたが、その部分の対応力は

「まあ、それはな、自分でやるわけやからな。対応するわけやからかな。まだまだな、新しい投手とか当たると思うけど、うまく対応しとるんちゃうかな。追い込まれてもな」

-先発の西勇は降板後に監督から助言をもらったと

「いやいや、コントロールがよすぎ、ええからな、しぼりやすいやんか。ずっとそういう感じは持ってたけどな。誰や? 1番佐野、2番宮崎のとこでもインコースもうちょい突っ込んでたらああいう打ち方できひんと思うけど。ただコントロールいいから追い込んでも、そこに来ると思って対応できるバッターは対応しよるよな。ちょっと分からんけどな、今度までの対戦までにちょっといろんなとこを投げた方がよいんちゃうかなと思うけどな」

-本人もオープン戦期間は配球を見直していると

「まだそんなんなあ、あのへんはあと(登板を)2回調整してシーズンに向かえばいいんやから。その辺は心配してないけどな。俺は今日はちょっとそんな感じに見えたからな。あまりにもコントロールがええという印象がみんな相手は持っとるからなあ、西(勇)なんかは。ある程度そこに来るというな、そこのボール、厳しいボールでも対応できるバッターおるからな、何人かは。そのへんやろなあ。もうちょっと、なあ、インコースとかな、いろんなとこに、もうちょっと高めいったり、高めとかもなあ、(相手は)『高めなんかない』と思とるから、逆にな、そら、いかなあかんわなあ」

-2番手の石井は今日もいい投球

「いやいや、(6回は)3球で終わったからもう1回行かしたんや(笑い)お前、そんなん1イニングの予定やったけど、3球でなあ、しゃーないやんか」

-期待通りのピッチング

「おおん、まあ、ずっとええからなあ」

-初回の攻撃も中軸でしっかりかえして4点

「だから点数あるときはやっぱフォアボール選べるからな、そのへんやろな。フォアボール多いやろ? だからヒットもそうやけど、フォアボールも一緒やからな、結局な。そのストライク、ボールの見極めというか、そのへんをしっかりやっていったら、チャンス広がると思うし。うん、そういうことやろな、やっぱりな、うん」

-ノイジーは結果的に右前に落ちる打球でしたけど

「ノイジーな。いや、わからん、まだ聞いてないわ、英語で。基本な3回(打席に)立って、もう1回立てたからな。あれはお前右やったら、代えようと思っとったんやけど、左(石川)来たからもう1回、もう1人見れたしな、最後。それはもう結果はどうこうは関係ないけどな。うん」

-今日は以前から構想にあったオーダー。流れはよさそうか

「(この並びなら)まあ右左とか、あんまり関係ないからな。右(打者)を入れるということは、やっぱ左ピッチャーが来ても対応できると思うし、うん。まあそのへんはじょじょにまたな、あと9試合か10試合か。それでみんな上げていったらええと思うけどな。別にそら、結果やからな、みんな」

-大山は良くなってきているか

「いやいや、そら、よおなっていかんとあかんやん。そら、もうお前、これからあんなんじゃあかんで。そないして、じょじょに上げていけばええやん」

-佐藤輝も初回は器用に逆方向へ適時打

「おお、なあ。まだ横着に守備するからな(笑い)」

-DeNAの印象は

「いやあ、まだ分からへん。外国人(アンバギー)いたけど、まだそこまでなあ。そんな変われへんのちゃうかな、メンバーもな。あと外国人もソトやろ、オースティンはあかんみたいやしな」

-佐野と宮崎の1、2番は

「おお、誰がクリーンアップ打つんやろな」

-WBC参加中の牧は入る

「(1番から佐野、宮崎、牧と並んでも)クリーンアップて3人やで(あとの2人は?)」

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